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こども保育コース(学科紹介)

さまざまな環境で育つこどもに
寄り添う保育者を育成します

こどもは、たくさんの人に祝福され、大切に育てられると、自己肯定感が高く、優しさや意欲に満ちた人に成長していきます。本学では、体験や対話を重視し、より深い「こども理解」を目指します。そして、保育所や幼稚園のみならず、家庭・地域・社会の中で育つこどもに寄り添った保育者を育成します。

進路データ

専門職・正規就職に強い桜の聖母短大(専門職就職率97.1%、正規就職率97.1%)※就職者数より

こどもと一緒に成長する私を見つける学科

学科の特色

目指すべき人材像及び三つの方針

アドミッション・ポリシー

  1. <知識・技能><思考力・判断力・表現力>
  2. 1 建学の精神を理解しようとする意欲のある人。
  3. 2 入学後の学修に必要な基礎学力としての知識及び課題に取り組む技術を有している人。
  4. 3 問題、課題に対し、自らが持つ知識、教養を用いて思考し、主体的に判断をして、問題、課題に取り組める人。
  5. <主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)>
  6. 4 保育について学ぶ強い意志を持つ人。
  7. 5 思いやりの心を持ち、チームで協働できる人。
  8. 6 こどもの育ちを大切に考え、問題意識を持って行動できる人。

カリキュラム・ポリシー

  1. <知識・技能>・<思考力・判断力・表現力>
  2. 1 建学の精神を理解する科目を編成する。
  3. 2 保育の本質、保育の内容・方法、保育の表現技術に関する知識と技術を修得する科目を編成する。
  4. 3 こどもの発達の特性と発達過程についての知識を修得する科目を編成する。
  5. 4 こどもの生活習慣についての知識と技術を修得する科目を編成する。
  6. 5 保育の現場(幼稚園、保育所、施設など)や家庭を理解する科目を編成する。
  7. 6 教職・教育課程の意義、各教科の指導法、教育の方法の知識と技術を修得する科目を編成する。
  8. <主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)>
  9. 7 保育者に必要な感性、協調性、主体性を培う科目を編成する。
  10. 8 多様な人々と関わりながら協働し、課題を解決できるようになる科目を編成する。
  11. 9 家庭や地域と連携をし、「子どもの最善の利益」を考え続けることができるようになる科目を編成する。

ディプロマ・ポリシー

  1. <知識・技能>
  2. 1 建学の精神を理解している。
  3. 2 保育者として求められる専門的知識・技術を修得している。
  4. 3 保育者になるために、社会人として必要な教養を修得している。
  5. <思考力・判断力・表現力>
  6. 4 こどもや家庭及び地域について理解し、保育実践から学ぶ姿勢を身につけている。
  7. <主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)>
  8. 5 保育に必要なコミュニケーション力を身につけている。
  9. 6 保育者として 多様な人々と 協働する必要性を理解できる 。
  10. 7 「子どもの最善の利益」を考え続けることができる。

聖母の〈こども保育コース〉、学びの特色

こどもと一緒に過ごす時間から深める本学独自の学び「親と子のひろば」「さくらっこ広場」

「親と子のひろば」「さくらっこ広場」は、地域の子育て支援広場として、親子のために開放された集いの場です。本学の学生は、この広場に授業と関連づけた実践的な学びのために参加でき、こどもと遊んだり、観察したり、子育ての話を保護者から聞いたりすることで日々学びを深めています。

仲間と話し合ったり、自分と向き合ったり「協働性」と「コミュニケーション力」を磨く

現在、保育現場で求められている能力は、協働性やコミュニケーション力です。これらは様々な授業形態の中で、対話を交わしながら身につけていきます。「保育表現技術」の授業では、グループでディスカッションをしたり、劇を作ったりと、フレキシブルに構成を変えて展開します。これらを通して、今どのような保育が求められているかアンテナを張りながら授業を見直し、全教員で学生一人ひとりの個性や希望、夢を理解し、将来の夢の実現に向けてサポートしていきます。

音楽表現
先生と対話をしながら、こどもの歌や表現に活用できる曲を学びます。1対1の個人レッスンなので、ピアノが苦手な人の不安も解消されます。

2年 樋本 ひかり 
福島県立福島北高等学校

表現活動に関する知識や技術を習得する授業「保育表現技術」は「造形」「音楽」「表現」の3本柱から成ります。造形はもの作りを通して自分を表現し、音楽は身体を動かしながら音楽を楽しみ、表現は演劇を通して自分たちの想いを伝えます。仲間と協力し学びを深めることができる授業です。

公務員(保育職)対策も万全の進路サポート体制

公務員(保育職)対策過去7年実績 公務員31名

地方自治体から私立(法人系)まで、保育所や幼稚園への就職を希望する全ての学生に対し、特別学習「就職支援対策講座(保育職)」を開講しています。公務員試験への対策を行うと共に、保育に関するより深い専門的知識の習得を目指します。

福島市、二本松市、郡山市、会津若松市、いわき市、相馬市、国見町、浪江町など、福島県内の多くの市町村に合格実績があります。

ピアノの初心者も基礎から教えてもらえるので安心です幼稚園教諭(相馬市) 
後藤 芽依2023年3月卒 
福島県立福島南高等学校出身

私は入学当初から公務員の保育士を目指していました。公務員試験にはピアノ試験がある自治体もあります。私は短大に入ってからピアノを始めたため、最初は苦労することも多くありました。しかし、先生が楽譜をアレンジして弾きやすくしてくれたり弾き方の動画を送ってくれたりと丁寧に指導してくれたおかげで、最後まで諦めずに試験に挑むことができました。筆記対策や面接対策でも、たくさんの先生がサポートしてくれました。桜の聖母短大は自分に合った公務員対策が魅力だと思います。

実践力に差がつく学びのサイクル

ピックアップ授業

実践的な授業形態による「こども理解」を広げる学び

  • こどもと環境

    身近な自然や動植物、素材を活用した遊びを体験します。遊びの楽しさを学ぶと共に、こどもが環境とかかわる重要性や保育者の役割について考えていきます。

    2年 齋藤 咲花 
    福島成蹊高等学校出身

    先生方の親身な指導により、たくさんの知識と技術を習得できます!

  • 保育内容(言葉)の指導法

    さくらっこ広場の様子をビデオ撮影し、授業内で見て、皆で話し合います。対象児の言葉の発達を追いながら、言葉の持つ力や意味を考えていきます。

    2年 三本菅 なつみ 
    福島県立郡山商業高等学校出身

    保育の実践や意見共有の場は座学とは異なる発見があり、学びが深まります!

  • こどもと表現

    こどもの表現活動がどのようなものか理解し、表現遊びや環境構成など、音楽、造形、身体の表現から乳幼児期の表現活動を援助するための知識・技能・表現力を身につけます。

  • こどもの理解と援助

    こどもの生活や遊びの実態に合わせて、その発達や学び、つまずきなどの要因や対応を学びます。

体験を共有したり意見を発表したり協調性を養う授業が充実2年 青木 あいる 
福島東稜高等学校出身

私の中で印象に残っている授業は「こどもと言葉」です。この授業は保育の現場を経験したことのある先生のお話しや、親と子のひろばでのこどもたちの様子を参考にして、学びを深めます。一人ひとりの意見ではなく、グループで話を深め合い共有する授業形式のため、さまざまな考え方を知ることができ、とてもためになります。

ベーシックフィールド

保育者としての基本を学びます。
基礎から少人数制で保育者としての実践力を身につけることが目的です。

Voice「先生の声」

「心を動かす」
体験と学びで素敵な保育者に!こども保育コース
准教授 長久保 和子

表現することは感動(心を動かすこと)がもとになっているといわれています。乳幼児期のこどもたちとかかわっていると、表現とは本来、楽しく夢中になれるものだと日々教わります。心を動かすためにはまず「感じること」が大事です。本学では、個性豊かな先生方と一緒に保育者になるために必要な「心を動かす」体験学習を盛んに行っています。みなさん、ぜひ本学でたくさんの感動体験をして、楽しく夢中になれる自分を見つけてくださいね。素敵な保育者を目指して私たちと一緒に「こどもたちの世界」を学んでいきましょう。

笑顔にあふれこどもを幸せにする
保育者を目指そうこども保育コース
講師 庄子 佳吾

こどもを笑顔にできるのは、笑顔がステキな先生です。もちろん保育の現場では専門的な知識や技術が求められます。しかし、もっと大切なことはイマココにいるこどもたちが「幸せ」を実感できることではないでしょうか?「こどもが大好き」なみなさん、保育のプロフェッショナル、そして笑顔あふれる先生になれる学びを“聖母”で実感してください。こども保育コースで2年後すぐに、そしてずっと活躍できる保育者を目指しましょう!

取得できる資格

所定の課程、科目を修了すれば取得できる資格・免許
保育士資格幼稚園教諭二種免許社会福祉主事任用資格
学びを活かして受験できる資格
ピアヘルパー幼児体育指導者検定 2級
ネイチャーゲーム®リーダー自然体験活動指導者(NEALリーダー)

教員紹介

狩野 奈緒子 かのう なおこ学位及び業績教授

 社会人としてのスタートは、養護学校の教員でした。障がいをもつ子どもたちや保護者の方との出会いは、これまでの私を支えてきました。発達につまづきや障がいのある子どもたちの育ちをどのように支えていったらよいかを、児童相談所や発達相談支援センターの発達・言語相談員として保護者の皆さん、保育所や施設、幼稚園や学校の先生方と、一緒に考える仕事をしてきました。

 子どもは、共に過ごす人との関係の中で育ちます。授業では「こどもと言葉」や「保育内容(言葉)の指導法」「特別支援保育」などで、子どもの育ちについてコミュニケーションや親子関係の視点からも学んでいきたいと思います。「ことば」は人と人をつなぐものですが、子どもの表現する「ことば」は様々です。子どもに寄り添い、子どもの気持ちを受け止めながら支えていける保育者をめざして、一緒に学びを深めていきましょう。

堺 秋彦 さかい あきひこ学位及び業績教授

 「せんせい!!みてみて!」、「せんせい!!あのね!」と笑顔いっぱいに話しかけてくるこどもは天真爛漫そのものです。私は21年間、幼稚園でこどもと生活を共にしこどもの笑顔を見るたびに喜びを感じました。そして、「こどもの笑顔を守ることこそが保育者の務め」であると強く感じています。しかし残念なことに、初心を忘れ、「保育者の都合」で保育をする保育者が多くなってきているのが現状です。

 私は「こどものために」ということをどのように具体的に示していけるかを、「こどもの発達」に視点をあて研究をしながら、「初心を忘れず謙虚な保育者」の育成を目指しています。日々の生活の中で苦しいこと、悲しいこと、辛いことを自らの力で乗り越え「苦」を「楽」に変え、笑顔でいれるそんなこどもの育成を目指す方、ぜひ桜の聖母短期大学においでください。あなたに会えるのを楽しみにしています。

長久保 和子 ながくぼ かずこ学位及び業績准教授

 「せんせい、ぼくのいまのきもち、みて!」といって全身を使ってポーズをする子ども、大きな画用紙にクレヨンが1本なくなるくらい描き続ける子ども、遊びに夢中になる子どもたちの発想は無限大です。歌ったり踊ったり描いたり作ったりと楽しい気持ちがいっぱいになって表現することで、子どもたちは自分の考えたことや感じたことを私たちに発信してくれます。子どもたちそれぞれの色鮮やかな発信を常にキャッチできる感受性を忘れてはならないと日々思います。「ユーモア」を持って受け止めることから子どもたちの可能性は広がっていきます。「子どもが好き」を原点に、柔軟な視点と創意工夫を持って子どもと遊びを楽しめるようこども保育コースで保育の世界を一緒に学んでいきましょう。

 私は、幼稚園教諭、保育者養成校の教員、療育を行う児童指導員として子どもたち、保護者の方、学生の皆さんから多くのことを教わり、支えられ、励まされ、貴重な経験を積み重ねてまいりました。経験は私にとって宝です。授業では「表現」と「実習」の科目を主に担当し、また「親と子のひろば」に携わらせていただきます。桜の聖母短期大学で皆さんとお会いできることをとても楽しみにしております。素敵な思い出をたくさん作りましょう。

山下 敦子 やました あつこ学位及び業績准教授

 私は看護師、保健師の資格を持ち、これまで、市町村の保健師として、また地域包括支援センターの保健師として、生活の場である地域のなかで、住民の支援や健康づくりなどの保健活動を行ってきました。
 本学では、主に子どもの保健や健康についての授業を、担当しております。講義だけでなく、実際に応急処置の仕方や子どもの体調の観察方法、抱っこやおんぶの仕方など演習科目も担当しております。また、「幼児保育」、「子ども家庭支援の心理学」の講義を通じて子どもたちの発達の過程から子どもの見方を学んでいきます。
 子どもたち一人一人が、この世界にたった一人しかいないかけがいのない大切な存在です。自分を大事にすること、そしてほかの人も同じように大切にできるようになって欲しいと心から願っています。子どもたちの育ち、そしてその家族を応援できるように、皆さんとともに学びを深めていきましょう。

長谷川 美香 はせがわ みか学位及び業績准教授

 日本は「育ちにくい環境」、「育てにくい環境」になっていると言われます。その要因は様々ですが、そう言われるような環境を少しでも良くするには、「保護者」、「地域」、そして、こども保育コースの学生が目指している「保育者」が一体となり、子どもや子どもの身近にいる人達の幸せのために何が出来るのか、考え続けることが何より大切です。

 こども保育コースでは、考え続ける、学び続ける保育者を育てることを意識しながら、授業やその他の活動を展開しています。友達や教員と沢山触れ合い、自分とは違う考え方に気付く、吸収するチャンスも多く、これらは将来に繋がる宝物になるはずです。

 また、こども保育コースの卒業生には、保育の第一線で活躍する方が数多くいらっしゃいます。短大生活での学びを卒業後も活かしながら活躍なさっていることは、私達教職員の誇りです。

 ぜひ、こども保育コースで一緒に学びましょう。今後も、沢山の学生の皆さんと一緒に考え、学べることを楽しみにしています。

滝谷 寿美 たきや すみ講師

 みなさんこんにちは。私は長く学校現場で教育相談に携わり、子どもたちの悩みと向き合ってきました。公認心理師、臨床心理士の資格を持っており、これまでSNS利用や学校機能に関することについて心理の視点から考えてきました。人はひとりでは生きてはいけません。人やコミュニティと関わりながら生きていく時に、どうこころが動いていき発達していくのか。初めての集団の中で子どもたちが生活するとき何が起こるのか、支援者である保育者はどのような視点で関わることができるのか、また、保育者や保護者もまたどのように自身のこころを見つめ“Well-being”を保っていくのか、学生のみなさんと一緒に考えていけたら良いなと思っています。たくさんの「?」を持ってみんなで話し合っていけたらと思います。楽しみにしています。 

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